旧正月は「おひとりさま」で!韓国の若者の“厳しい”現実=韓国ネット「集まる文化は時代遅れ」

Record China    2018年2月17日(土) 10時40分

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16日、旧正月「ソルラル」の連休を迎えた韓国。家族や親戚が集まって過ごすことが一般的だが、韓国・ニュース1は連休を忘れて公務員試験を準備する受験生の実態を伝えている。写真はソウル。

2018年2月16日、旧正月「ソルラル」の連休を迎えた韓国。家族や親戚が集まって過ごすことが一般的だが、韓国・ニュース1は連休を忘れて公務員試験を準備する受験生の実態を伝えている。

記事によると、4日間の旧正月連休を控えた12日、「公務員試験のメッカ」と呼ばれるソウル・鷺梁津(ノリャンジン)の予備校街は普段と変わらない様子だった。受験生らは夕食を取ることもなく両手に教材を抱えて予備校や自習室に向かい、連休を忘れて勉強に励んでいるというのだ。みんな「旧正月の連休より目の前に迫った試験が重要」と口をそろえており、「試験に合格するまで帰省しない」と決心した受験生も多いとされる。

帰省しないのは受験生だけではない。就活生や独身の人たちも親戚からの「就職はいつ?」「彼女はいるの?」といった“質問の洗礼”を避けるべく「1人の連休」を選ぶそうだ。また、就職していても旧正月期間に休めない人もいるとのこと。

こうした“厳しい”現実に、韓国のネットユーザーからは「頑張って!合格をお祈りします」「みんなで合格しましょう」など応援メッセージが寄せられる一方で、「試験のせいで行けないんじゃなくて、多くは試験を言い訳に行かないだけ(笑)」「『試験があるから行かない』って家族には言ったけど、今ネットカフェで友だちと14時間続けてゲームしてる」「帰省しないだけで恋人とデートしたり旅行したりする受験生も多い」などの暴露コメントも見逃せない。

ただし「帰ったら親戚から取り調べのようにいろいろ聞かれるから嫌」と記事にある“質問の洗礼”の実態を伝える声や、「年中行事ごとに集まる文化を変えるべき。家族間にもっと違う文化を定着させた方がいい」「親しくもないのに何のために会うの?そんな文化は時代遅れ」などの声も上がっており、時代と共に年中行事に対する人たちの認識も変わってきているようだ。(翻訳・編集/松村)

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