中国国営の新華社が日本語ニュースサービス=1日80本、初の国別配信事業―福田元首相・程中国大使が期待表明「日中友好促進につながる」

Record China    2018年1月31日(水) 15時0分

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31日、中国国営新華社は東京都内のホテルで記者発表会を開催、「新華社日本語ニュースサービス」を2月1日から開始することを明らかにした。文字や写真、音声、映像など様々な方式を用い、日本のユーザーに向け日本語でニュース配信を行う。写真は蔡名照・新華社社長。

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2018年1月31日、中国国営新華通信社(新華社)は東京都内のホテルで記者発表会を開催、「新華社日本語ニュースサービス」を2月1日から開始することを明らかにした。文字や写真、音声、映像など様々な方式を用い、日本のユーザーに向け日本語でニュース配信を行う。

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蔡名照・新華社社長は、「我が社の外国語配信サービスとしては中国語、英語、フランス語、ロシア語、スペイン語、アラビア語、ポルトガル語に続き、8言語目となるが、国別の配信事業としては初めて。日本語での記事配信プラットフォームを初めて手にしたことを意味し、新華社の長い歴史において重要な意義を持つ」と述べた上で、日本のユーザーにとっても、中国のニュースを手軽に、素早く手にするための新しい選択肢になるとの認識を示した。また「日本と中国は隣国同士であり、日本語でのサービスが中日関係の発展に寄与する」と強調した。

来賓として挨拶した福田康夫元首相は「大きく重要な国になった中国の出来事や情報が日本語で日本国民に直接報じられるのは喜ばしい。日中平和友好条約締結40周年に当たる今年、日中間のさらなる友好促進につながると思う」と期待した。

中国の程永華・駐日大使は「中日の友好発展には両国民が互いに理解し合うことが大事で、言葉の壁を乗り越えるために、新華社日本語ニュースは役に立つと確信する」と述べた。

新華社日本語サービスは、中国の国内経済ニュースを主体に、1日に文字情報80本、写真45枚、動画5本程度配信する計画という。(八牧)

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