訪日台湾人が過去最多に、日本政府観光局が「3つの理由」を分析―台湾メディア

Record China    2018年1月31日(水) 5時40分

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27日、台湾メディアの中国時報は、日本政府観光局が分析した訪日台湾人が急増した理由を紹介する記事を掲載した。写真はエバー航空機。

2018年1月27日、台湾メディアの中国時報は、日本政府観光局が分析した訪日台湾人が急増した理由を紹介する記事を掲載した。

日本政府観光局(JNTO)の発表によると、17年の訪日外国人数は2869万人となり過去最高を記録した。これは前年比で19.3%の増加だ。このうち、中国と韓国からそれぞれ700万人以上訪日し、上位2カ国となった。

3位は台湾で456万1000人だったが、これは前年と比べると39万6588人も多くなり、過去最高となった。月別に見ると、7月だけでクルーズ船やチャーター機などの要因により44万6604人の台湾人が訪日した。

記事は、観光局が、17年に訪日台湾人が増加したのには3つの理由が考えられると分析したと紹介。その1つが、「地方航空路線の開拓やチャーター機、クルーズ船の増加」だ。これにより、復興航空の倒産などで座席数が減ったことや自然災害などの要因があったにもかかわらず訪日者数は増加したとした。

2つ目は「日本が台湾で年間を通じて宣伝を行ったこと」だ。特に東北地方や中部地方の宣伝に重きを置いた結果、リピーターが各地方へと分散したのだと分析した。

3つ目は「台湾の中南部での宣伝が功を奏したこと」だ。高雄など、台湾南部や中部の航空路線を増やしたほか、トラベルフェアなどの旅行展示会に積極的に参加し、新たな需要の開拓に努めたことが関係しているとした。(翻訳・編集/山中)

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