韓国料理VS中国料理、外国人の印象は…―中国メディア

Record China    2019年4月16日(火) 0時10分

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15日、中国メディアの華西都市報は、「韓国料理と中国料理、おいしいのはどっち?」という問いかけに対して外国のネットユーザーから寄せられた、多種多様なコメントを紹介した。写真は中国料理。

中国メディアの華西都市報は15日、「韓国料理と中国料理、おいしいのはどっち?」という質問に対して外国のネットユーザーが寄せた回答を紹介した。

記事はまず、中国料理の特徴が「色香味形意養」(色合い、香り、味、盛り付け、伝統作法、栄養)であるのに対し、韓国料理の特徴は「五色五味」(五色=赤、白、黒、緑、黄色、五味=甘い、酸っぱい、苦い、辛い、塩辛い)であると説明。そして外国のネットユーザーが韓国料理に対してどのようなイメージを持っているかについて、独自に調査した結果を発表した。

その結果、「韓国料理の食材は成分などが中国のものと似ている。むしろより正統な中国料理に近い感じがする。韓国料理はキャベツやタマネギ、ジャガイモなどを発酵させたものが多い。中国料理は炒め物が多いが、韓国料理には多くない」「中国料理と同じく穀物も大事だけど、野菜も韓国料理には欠かせない」など韓国料理の中の野菜について言及したユーザーが散見されたという。

また、「仮に日本料理をフランス料理だとすると、韓国料理はイタリア料理ってところじゃないかな」と大まかな印象を述べたユーザーもいたほか、「韓国料理には伝統があって、品目もたくさんあるけれど、何にでもキムチが付いているから辛い物が苦手な外国人には不人気。外国人が最も好きな韓国料理は、野菜と白米、牛肉、三枚肉、フライドチキンなどだ。」という意見や、「韓国料理は基本的にキムチがすべて。肉と飯、スープとおかずを用意して、多種多様なキムチと一緒に揚げたり焼いたりしたら大体美味しくなる。味は基本的にどれも同じだけど」という意見など、韓国料理においてキムチの占める重要性を述べたユーザーもいたという。

他にも、「韓国料理は味が濃くて、一つ一つの料理にあまり手が込んでいない。中国料理にはあらゆるものが含まれるので、比べるのは難しい。料理の提供の仕方も少し異なる。日本料理店や中国料理点では料理が一品ずつ提供されるけど、韓国料理の場合は一度に全ての料理がテーブルに並べられる」といった印象を述べるユーザーもいたそうだ。

これらを受けて記事は、「中韓それぞれの料理を一言で表すと、中国料理は『あらゆるものすべて』、韓国料理は『盛りだくさん』だと言えるだろう」とまとめた。(翻訳・編集/岩谷)

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