日中合作映画「空海-KU-KAI-」、製作費無事回収、大スケールの撮影基地も観光客激増―中国

Record China    2018年1月21日(日) 12時0分

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19日、日中合作映画「空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎」の興行収入が5億元(約86億円)を突破し、製作費を回収したことが明らかになった。チェン・カイコー監督が感謝のメッセージを公開している。

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2018年1月19日、日中合作映画「空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎」の興行収入が5億元(約86億円)を突破し、製作費を回収したことが明らかになった。チェン・カイコー(陳凱歌)監督が感謝のメッセージを公開している。中国時報が伝えた。

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日本から染谷将太や阿部寛、松坂慶子らが出演している日中合作映画「空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎」は、夢枕獏氏の小説「沙門空海唐の国にて鬼と宴(うたげ)す」を実写化したもの。中国では先月22日に封切られ、19日現在の興行収入は5億2900万元(約91億円)となり、製作費を無事に回収できたことが明らかになった。

このうれしい知らせにチェン・カイコー監督は、「夢をかなえさせてくれた皆さんに感謝したい。映画を作るのは、種をまくことに似ている。人の心に届き、それがある日、芽を出してくれたらと願っている」とメッセージを公開した。

映画レビューサイト最大手の豆瓣(douban)では、20万人を超えるユーザーが参加し、10点満点のうち7点と評価も高い。さらに映画の評判に便乗し、ロケ場所となった大型スタジオ「唐城影視基地」も人気急上昇中だ。

湖北省襄陽市にある映画基地の「唐城影視基地」は総工費16億元(約277億円)を投じ、6年をかけて建設された。唐朝の都・長安が忠実に再現されており、「空海-KU-KAI-」効果で今年の元日を挟んだ数日間は、普段の3倍を超える観光客が詰めかけている。(翻訳・編集/Mathilda

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