大ヒット抗日映画「セデックバレ」が海外進出、ニューヨークで上映へ―台湾

Record China    2011年11月1日(火) 0時11分

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30日、抗日事件を描いた台湾映画「セデックバレ(賽徳克・巴莱)」が、米ニューヨークでも上映されることになった。写真は「セデックバレ」の監督と主要キャストたち。

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2011年10月30日、抗日事件を描いた台湾映画「セデックバレ(賽徳克・巴莱)」が、米ニューヨークでも上映されることになった。中央社が伝えた。

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1930年に台湾中部で発生した「霧社事件」を題材に、台湾原住民のアイデンティティを描いた作品。08年に「海角七号/君想う、国境の南」で台湾映画史上最高ヒットを叩き出したウェイ・ダーション(魏徳聖)監督による作品で、「レッドクリフ」のジョン・ウー呉宇森)監督もプロデューサーとして参加している。

台湾では先月から前・後篇の2部構成で公開されているが、興行成績はすでに7億台湾ドル(約18億円)に迫る勢い。「海角七号」が記録した5億3000万台湾ドル(約13億4000円)を抜き去っている。

その「セデックバレ」が、来月10日から米・ニューヨーク近代美術館(MoMA)で上映される。これは国際映画配給会社・Fortissimo Filmsの20周年回顧展による企画上映。同作の台湾以外での上映は、来月17日の香港でスタートを切る予定だが、それに先駆けて海外市場での反応を伺う絶好のチャンスとなっている。なお、同回顧展では、岩井俊二監督「リリイ・シュシュのすべて」、チアン・ウェン(姜文)監督「鬼が来た!」など、アジア映画の秀作が複数本上映される。(翻訳・編集/Mathilda

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