中国名物「股割れズボン」、子どもにはかせるべき?国際的な論争に―アルゼンチン紙

Record China    2018年1月16日(火) 15時40分

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アルゼンチンのスペイン語紙・クラリンは9日、中国名物の子ども服「股割れズボン」が国際的な論争を呼んでいると報じている。

2018年1月11日、中国メディアの参考消息網によると、アルゼンチンのスペイン語紙・クラリンは9日、中国名物の子ども服「股割れズボン」が国際的な論争を呼んでいると報じている。

股割れズボンとは、おしりの部分が大きく開き、いつでもどこでも用が足せるようになっている乳幼児向け衣類にことだ。子どもが所構わず用を足してしまう事例は以前と比べれば減ったものの、こうしたズボンをはかせる中国人のしつけ方に、多くの外国人が疑問を感じている。

以前中国に住んでいたというある外国人は「繁華街のど真ん中で、子どもが突然排せつするのを見た」という経験を記している。股割れズボンをはかせることは耐えがたい嫌悪感を抱かせるだけでなく、不衛生で子どもにとっても良くないという見方が多数を占める。

一方、中国国内や海外の一部専門家からは、股割れズボンは子どもがトイレを覚えるのに大いに役立つとの意見も書き込まれている。海外では子どもがトイレを覚え始めるのは一般的に1歳半以降だが、中国では股割れズボンのおかげで3〜4カ月目から自分で用を足すことを覚え始めるという。

股割れズボンは中国の田舎を中心に今でも根強い需要がある。一方で経済的に発展し中間所得層が増えた大都市では見かけることがなくなりつつある。専門家は「股割れズボンは感染症のリスクがあるのも事実で、いずれは使い捨ての紙おむつに取って代わられるだろう」とみている。(翻訳・編集/岡田)

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