韓国の「キムチ危機」がもたらした“ダイコン特需”、激しい争奪戦に価格が高騰―中国

配信日時:2010年10月22日(金) 11時49分
韓国の「キムチ危機」がもたらした“ダイコン特需”、激しい争奪戦に価格が高騰―中国
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21日、今夏の異常気象による野菜不足で「キムチ危機」に陥っている韓国からの需要増により、中国のダイコン農家や漬物メーカーが“特需”に沸いている。写真は山東省のダイコン農家。
2010年10月21日、今夏の異常気象による野菜不足で「キムチ危機」に陥っている韓国からの需要増により、中国のダイコン農家や漬物メーカーが“特需”に沸いている。新華網が伝えた。

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韓国では今夏の異常気象で野菜の収穫量が激減、キムチを漬ける時期になってもその材料となる白菜やダイコンが十分に出回らないという事態となった。品薄になったことで価格も暴騰、9月27日には白菜が過去最高の1株1万3800ウォン(約990円)、ダイコンも前年比250%増の1本4150ウォン(約297円)にまで跳ね上がった。

そこで、韓国政府は緊急に10月1日から白菜とダイコンに対する関税を一時的に撤廃し、中国から大量に輸入することを決定。その供給元となった中国の農家には思わぬ“特需”が舞い込んだ。淅江省杭州市蕭山区のダイコン農家、秦建成(チン・ジエンチョン)さんは「今年は例年になく高く売れた。しかも、1カ月前にはすべて買い手がついた」と喜びを隠せない。

ダイコンの漬物やキムチを製造・輸出している杭州其門堂野菜食品有限公司でも、韓国からの注文が大幅に増えた。社長の沈(シェン)さんによると、原料となるダイコンの価格は前年比34%も上昇したが、それでも奪い合いは激しさを増している。同社では遼寧省の生産地まで担当者を派遣して、何とかダイコンを確保したという。(翻訳・編集/NN)
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