2010年8月25日、チャウ・シンチー（周星馳）のアニメ映画「ミラクル7号」の思わぬ赤字で、ニコラス・ツェー（謝霆鋒）とセシリア・チャン（張柏芝）の長男Lucas（謝振軒）くんの「神話」が崩壊しつつあるという。聯合報が伝えた。

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人気俳優・女優のニコラスとセシリアを両親に持つLucasくんは、2007年生まれの満3歳。著名タレント二世の中ではダントツ人気で本格デビューが期待されており、チャウ・シンチー（周星馳）のアニメ映画「ミラクル7号」では、セシリアとともに主題歌を歌って大きな話題を集めている。

ところが、大ヒット間違いなしとされた「ミラクル7号」は、中国での興行成績は1700万元（約2億1000万円）で、当初伝えられていた3億元（約37億円）間違いなし、の数字に遠く届かない大赤字。満を持して登場したLucasくんだったが、期待はずれの結果に終わっている。このため、当初は1本1000万香港ドル（約1億1000万円）で届いていたCMオファーが、現在は800万香港ドル（約8700万円）まで暴落し、期待の二世としての「神話崩壊」を見せているという。

香港メディアによると、父のニコラスが猛反対しているため、Lucasくんの芸能界デビューは未定のまま。ニコラスの母で、ミス香港出身の元女優デボラ・ライ（狄波拉）も、「孫が小学校へ入ったら、雑誌への写真掲載はさせない」と話し、デビュー反対の姿勢を見せている。（翻訳・編集/Mathilda）