パクリでコスト削減?中国製ワンセグ携帯が中南米でシェア拡大―韓国紙

Record China    2010年5月1日(土) 20時7分

拡大

4月28日、中国製ワンセグ携帯が中南米市場でシェアを拡大しているという。写真は中国で販売されるワンセグ携帯。

(1 / 3 枚)

2010年4月28日、韓国紙・朝鮮日報によると、テレビの視聴が可能な中国製の携帯電話が中南米市場で人気を呼んでいる。環球網が伝えた。

その他の写真

記事によると、チリの首都サンティアゴの電子製品市場には、中国製の携帯電話がところ狭しと並んでいる。「特価」と表示された機種は、テレビや音楽の視聴ができて1台3万9900ペソ(約7200円)。チリでは最低価格だという。7万〜9万ペソ(約1万2700〜1万6300円)も出せば、タッチスクリーン式でカメラやワンセグ機能の付いた中国製携帯電話を買うことができる。現地の販売員は9万ペソの中国製携帯電話を手に取り、「スクリーンの反応具合はノキア製やサムスン製と比べても遜色ない。この機種ならインターネットやテレビ視聴もできる」と説明した。

ベネズエラやパナマでは、昨年末頃から中国製ワンセグ携帯が市場に出回り始め、今ではチリの小規模店舗でも販売されている。中国の携帯電話メーカーは自社製品販売のため大量の人員を投入し、小売店に直接卸しているという。

中国メーカーが海外の携帯電話市場に進出している理由について、韓国・LGエレクトロニクスの関係者は「中国企業は主に他社製品をコピー生産しているため、研究開発費があまりかからない。コストに対する考え方が我々とは異なっている。中国メーカーは昨年末からタッチスクリーン式携帯電話で市場攻略を展開しており、市場シェアが徐々に拡大している」と語っている。(翻訳・編集/HA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携