台湾と日本の懸け橋に、熱いオジサンが日本文化を世界に発信―ゴツプロ!第3回公演

配信日時:2018年1月9日(火) 15時0分
台湾と日本の懸け橋に、熱いオジサンが日本文化を世界に発信
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ゴツプロ!が旗揚げ公演『最高のおもてなし!』以来、第3回公演にして早くも本多劇場に進出する。同時に初の地方公演、台湾公演が決定した。
2018年1月に、ゴツプロ!が旗揚げ公演『最高のおもてなし!』以来、第3回公演にして早くも本多劇場に進出する。同時に初の地方公演、大阪の近鉄アート館での公演も決まった。さらに、今回の企画で目を引くのが台湾公演が決定したことだ。第3回公演『三の糸』は10日からスタートする。

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「本多劇場進出」、「地方公演」、「海外公演」の三つは、2年前の旗揚げ時に掲げた目標だった。なぜこんなにも早く実現するに至ったのか?

メンバーは芸歴20数年のベテランがそろい、主宰の塚原大助を筆頭に2016年に劇団を結成した。それぞれが舞台をはじめ映画・TV・ドラマなどで活躍する経験豊富な40代の男たちだけの集団。第2回公演『キャバレーの男たち』では2100人の観客動員を記録し、現在、演劇界の中では勢いのある劇団の一つである。

オジサンになった今、20代に見ていた漠然とした夢とは質の違った夢に向かっている。彼らは会社を設立し自らチャンスを創り出し、それを仲間たちで必死につかもうとしている。いや、つかみかけているのだ。

それぞれのこれまでの人生経験を生かした圧倒的な企画力と爆発的な実行力を持つゴツプロ!。このエネルギーが人々の心を突き動かし、企業や業界関係者、そしてスタッフたちを巻き込み、今回「本多劇場進出」、「地方公演」、「海外公演」が実現するに至った。

「夢が現実となり、それを今まさに成功に導くために日々尽力しています。今までとは全く次元の違うことをやり遂げようとしている。大変なこともたくさんありますが、自分たちがこれをやるんだ!、これがやりたいんだ!という事が次々に形になっていく。たくさんの人の協力を得て、これは本当に幸せなこと。だから、全部ひっくるめて笑っていたい。笑えるってことがわれわれの力。それがゴツプロ!の力です」と主宰の塚原は話す。

作・演出は、自らも劇団ふくふくやを主宰する山野海(作家名・竹田新)。小泉今日子主宰の明後日プロデュース「日の本一の大悪党」(2016年・本多劇場)では脚本を担当し、梅役で出演も果たすなど今、演劇界で最も注目を集めている一人である。竹田の作品は濃厚な人情喜劇を得意とする。人と人との間に渦巻く「情」を竹田独特の感性でえぐり出し、その世界観は単に笑って泣く人情喜劇ではなく「笑いながら泣ける、泣きながら笑える」と定評で、見る者の心を揺さぶり続けている。

また、ゴツプロ!旗揚げ公演『最高のおもてなし!』(2016年)は、幻冬舎より2018年1月10日に小説として発売される。今作『三の糸』では、役者陣が1年をかけて訓練した津軽三味線を劇中で披露する。津軽三味線三大流派の一つでもある小山会の協力を得てオリジナル楽曲提供と共に、3代目・小山豊氏率いる青年部も奏者として出演する。

また題字『三の糸』は世界的にも活躍している書家・柿沼康二氏が揮毫(きごう)。20年の東京オリンピックに向け、日本文化を世界に発信すべき公演を目指している。その第1弾としての今作は、演劇を通して台湾と日本との懸け橋となる作品になるだろう。今回の作品は三味線弾きの一族のお話。硬質な中の笑い、笑いの中の涙。今作もたくさんの感情を引き出してくれることだろう。

第3回公演『三の糸』は1月10〜14日まで本多劇場、大阪は19〜21日まで近鉄アート館、さらに台湾公演は2月22〜25日まで台北・華山1914文創園区烏梅劇院にて上演される。(編集/内山
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