増える外国マンガの正規版販売=種類の少なさが問題―中国

Record China    2009年10月26日(月) 8時58分

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2009年10月23日、中国文化報は海外から輸入された翻訳マンガの現状に関する記事を掲載した。正規版の販売が増えているが、まだ種類が少なくニーズに応えきれていないという。写真は人気漫画「ナルト」などのコスプレをする中国ファン。

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2009年10月23日、中国文化報は海外から輸入された翻訳マンガの現状に関する記事を掲載した。

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今月9日、日本の人気漫画ナルト」の中国版47巻が発売された。現在、中国では正規に版権を取得した輸入マンガの販売が増えているという。「ナルト」以外でも「ドラゴンボール」「鉄腕アトム」「聖闘士星矢」「ワンピース」などの正規版が販売されている。

海賊版一辺倒だった以前と比べマンガの出版状況は大きく変化しているが、しかしまだまだ未成熟なのが現状。あるマンガ雑誌の編集者は正規版マンガの多くは「ドラゴンボール」など80年代の人気マンガであり、現在の子どもたちのニーズに応えたものではないと指摘した。また先日、二十一世紀出版社は韓国の学習マンガの中国語版を出版したが、こうした豊富な文化的形態をも取り入れる必要があるとも述べている。

また正規版の品質も問題。海賊版マンガは翻訳のつたなさや紙質の問題があったが、正規版マンガでも海賊版と見まごうような品質の悪いものが含まれているという。(翻訳・編集/KT)

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