大麻吸引のBIGBANGのT.O.P、新たな兵役配属先にネットから「特別扱い」と不満の声

Record China    2018年1月5日(金) 17時40分

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4日、韓国メディアによると、義務警察として服務中に大麻吸引の過去が明らかとなり、不名誉除隊処分となった韓国のアイドルグループBIGBANGのT.O.Pが、今月中にソウル・竜山区庁に社会服務要員として配属されることが分かった。写真はT.O.P。

2018年1月4日、韓国・YTNなどによると、兵役のため義務警察として服務中に大麻吸引の過去が明らかとなり、不名誉除隊処分となった韓国の人気アイドルグループBIGBANGのT.O.Pが、今月中にソウル・竜山区庁に社会服務要員として配属されることが分かった。韓国ではこれに対し「特別扱い」を指摘する声が上がっているという。

T.O.Pは昨年、入隊前に大麻を吸引した疑いで在宅起訴され、1審で懲役10カ月、執行猶予2年、追徴金1万2000ウォン(約1270円)の支払いを命じる判決を受けた。義務警察の再服務審査では「不適合」の判定を受けていたが、その後の審査の結果、ソウル・竜山区庁で社会服務することが決まったという。

しかし、自宅から出勤できる竜山区庁の社会服務要員が部隊に入所して生活する義務警察より服務条件が良いことから、ネット上を中心に「特別扱いを受けた」「罪を犯した人により楽な思いをさせるつもりか」などと指摘する声が出ているという。

一方、兵務庁はこれに関し「問題ない」との立場を示している。兵役処分基準によると、1年6カ月以上の実刑判決を受けた場合は強制除隊、6カ月以上1年6カ月未満の懲役または禁錮の実刑判決を受けた場合は補充役(社会服務要員)の対象になるという。

この報道を見た韓国のネットユーザーからも「これで公平な国と言える?」「これが現実。政権が交代しても公務員の組織社会が変わらなければ意味がない」「子供たちが麻薬を良いものと勘違いしてしまう」「一般人だったら違う結果が出ていた」「最も危険できつい部隊に入るべきでは?」など不満を示すコメントや、「韓国はとても暮らしやすい国!金と権力がある人にとってはね」「兵役中のみんな、休暇中に大麻を吸って社会服務要員になろう」と皮肉交じりのコメントが相次いでいる。(翻訳・編集/堂本

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