北京郊外に政府が撤去した大量のシェア自転車の山、どの企業も引き取りに来ず=「何という資源の無駄」「シェアごみだ」―中国ネット

Record China    2018年6月18日(月) 9時30分

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16日、新京報は、北京市郊外に政府が撤去した大量のシェア自転車が山のようになっていると伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真はシェア自転車。

2018年6月16日、新京報は、北京市郊外に政府が撤去した大量のシェア自転車が山のようになっていると伝えた。

記事は、「北京市豊台区にある村の近くの空き地に、大量のシェア自転車が積み上げられている。記者が現地で取材したところ、そこにはofoや摩拜、小藍など、多くのブランドのシェア自転車があり、さまざまな色の自転車が積み上げられ、山のようになっていた。現場の管理人によると、地下鉄出入口やバス停付近などに放置され邪魔になっていたものを区政府が撤去し、ここで一時的に保管しているという」と紹介。その様子の動画も掲載している。

動画を見ると、色ごとにシェア自転車が分けられて積み上げられており、「約40ムー(約2万6667平方メートル)の敷地に数万台に上るとみられるシェア自転車が保管され、かれこれ1カ月になる」と紹介している。管理人は「シェア自転車運営会社が自転車を引き取るまでの一時的な保管だ」と説明しているが、今のところどの企業も引き取りに来ていないという。そして、この保管場所はもう一杯になっているため、別の保管場所への移動も始めていると伝えている。

これに対し、中国のネットユーザーから「何という資源の無駄」「シェアごみですね」「くず鉄は重大な環境汚染になる。シェア自転車は国情に合わない。これは反エコだ」などの批判的なコメントが多く寄せられた。

また、「たぶん引き取る方がコスト高になるんだよ」「引き取り代金が高いのだろう。だったらいらないということになる」という指摘もあった。

他にも「シェア自転車は1つの試金石だと思う。人に対しても企業に対しても、そして政府に対しても」というユーザーや、「無料で庶民に配ればいいのに」との意見もあった。(翻訳・編集/山中)

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