身障者芸術団の「千手観音」 三峡大学で公演―湖北省宜昌市

Record China    2006年10月20日(金) 11時13分

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ろうあ者によって演じられる「千手観音」は、観音の再来と見まごう神々しさで人々の心に感動を呼ぶ。

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2006年10月17日、湖北(こほく)省宜昌(ぎしょう)市で、中国身体障害者芸術団による「千手観音」の公演が行われ、三峡大学の学生数千人から拍手喝采を受けた。

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「千手観音」は、中国身体障害者芸術団の芸術監督であるタイ麗華(タイレイカ)さんが主演し、公演を最高潮に盛り上げた。彼らは17、18日の2日間にわたって公演を行い、入場券の売り上げをすべて宜昌市の特殊教育学校に寄付する予定だ。同校は障害を負う人のための学校で、タイ麗華さんの母校である。

「千手観音」では、男女21人が緻密かつ優雅な動きの舞を踊る。縦一列に並び腕を動かす様子は、まるで生きた観音が光明の中に姿を現したかのよう。そしてさらに驚かされるのが、踊り手全員がろうあ者であることだ。音は聞こえないため足元にスピーカを置き、音楽からわずかな振動を感じ取ってリズムをとっている。全員のぴたりと揃った息も見ものである。

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