2008年11月24日、これまで強烈なストーカーの出現に悩まされ続けた歌手のアンディ・ラウ(劉徳華)に、新たなストーカーが出現したと伝えられた。ストーカーはしかも、男性である。揚子晩報の報道。

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この騒動は今月19日、あるネットユーザーがブログ上に発表した。記事には、若い男性が路上で大きなメッセージボードを抱えて座り込んでいる写真が掲載されている。どうやら熱烈なアンディのファンらしく、メッセージボードには「劉徳華」と大きくアンディの名前が書かれ、以下のような文面が記載されていた。

「わたしは『どうしてもアンディ・ラウに会いたい』という希望を持ちながらそれがかなえられず、とても悲しい思いをしています。この願いさえ実現していれば今頃、結婚もしていたかもしれません。しかし現在の僕は、誰とつきあうこともなく、みんな僕を気がふれていると言います。このままでは母親も失意のうちに亡くなってしまうかもしれません。そんな訳で、僕は行くあてもなく困窮しています。どうか通行人の皆さん、パンを買うお金を恵んではいただけませんか？このご恩は一生忘れません。どうか、僕をアンディ・ラウに会わせてください」

アンディに対する熱烈なメッセージと思いきや、最後のくだりでは何と、ちゃっかり物乞いまでしている。記事を見た多くの人の反応は、この行為を「容認しない」としている。

アンディはこれまでも熱烈なストーカーに見舞われている。昨年3月には、中国人女性ファンの父親が「追っかけ費用」の捻出に苦慮して香港で自殺を図った「楊麗娟事件」が記憶に新しい。同11月には、別の自称“婚約者”女性が自宅付近を徘徊して警察騒ぎになっている。(翻訳・編集/愛玉)