「未開人」部落が観光向けにお引越し―遼寧省瀋陽市

Record China    2006年9月3日(日) 2時32分

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中国南西部の辺境に住む人々を都市に移住させ、未開人テーマパークともいえるべきものが作られた。

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遼寧(りょうねい)省瀋陽(しんよう)市の棋盤山(チパンサン)景勝地で、近日ある新しいプロジェクトが実行に移された。中国西南部の、中国とミャンマーまたは中国とベトナム国境一帯の、山と原始林の中で生活する76人の小さい部落を誘致し、依然として母系原始社会の生活様式を維持する人々を、棋盤山景勝地に移住させることにしたのだ。棋盤山景勝地では彼らのもとの暮らしに近い生活環境を提供する代わりに、彼らの仕事として求められるのは、彼らの伝統的な暮らしを維持し観光客に見せることだ。東北地方に位置する瀋陽市の気候は、南方の熱帯ジャングルの気候とは全く違い、冬は氷点下になるのでちゃんと床暖房も設置されている。9月1日、彼らの生活の様子が初めて公開されたとき、浅暗い顔をしたある男性は1羽のメンドリを捕まえ、その喉を噛み切って血を飲んだ。ある人は生のブタ肉を食べ始めた。さらに驚いたことには、彼らのうちのある者は、トノサマガエルを捕まえて丸ごと口に放り込み飲み込んでしまった。現地にいた観光客は、これを見てみなびっくりして逃げ帰ったという。

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