チャイナエアラインのサービス向上にデヴィ夫人がアドバイス!

Record China    2008年9月3日(水) 23時40分

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きめ細かなサービスが好評のチャイナエアライン。エアバス330-300型機は、設備も充実で機内でゆっくりくつろげると評判。(資料写真)

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2008年8月31日、パリ社交界で東洋の真珠と呼ばれ、熱帯森林保護などのボランティア活動でも知られるデヴィ夫人が、チャイナエアライン(中華航空・台湾)の台北―成田線でキャビンアテンダント(CA)に接客についてのアドバイスをおこなった。

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座席に着いたデヴィ夫人は、まずシャンパンをリクエスト。ところがCAはシャンパンはまだ搭載したばかりで冷えていないという。デヴィ夫人はじゅうぶんに冷えたシャンパンを用意しておくのが常識であることを伝えた。

また、隣に空席がある場合、座席ベルトで固定することで荷物を座席に置くことを多くのエアラインがOKしているが、CAが頭上の荷物入れへの移動を勧めることには、JALやANAの例を出し、保安上支障が少ないことを説明し、お客様の利便性を考えて対応するよう話した。

さらに、CAが通路を移動する際、デヴィ夫人が手を上げても気がつかないことについて、通路を移動する際は一人一人のお客様に対して気配りすることが、サービスの重要な部分の一つであると助言した。

時事通信社から好評発売中の「ワインの基礎知識」に、「映画の『ギャルソン』に出てくる主人公によるとシャンパーニュの最適温度は5.5度とのことですので、このくらいを目安にシャンパンクーラーで十分に冷やし、そして可能ならグラスも冷やしておけば最高です」とある。

世界の主要航空会社は、競争激化による価格破壊や原油高の影響を受け、厳しい経営環境となっている。大幅な人件費のコスト削減をおこなっており、就職先としての航空各社の人気も低落している。こうした中、優秀な人材確保が難しくなってきており、サービスの基本が疎かになってきていると指摘する声もある。今後の改善を期待したい。(編集・山本)

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