韓国で日本ビールが大幅値下げ、それでも店主や消費者は「買わない」

Record China    2019年11月7日(木) 20時50分

拡大

5日、韓国・JTBCは、「日本メーカーのビールの輸入業者が納品価格を引き下げたが、店主や消費者からの反応は冷たい」と伝えた。写真は韓国のセブンイレブン。

2019年11月5日、韓国・JTBCは、「日本メーカーのビールの輸入業者が納品価格を引き下げたが、店主や消費者からの反応は冷たい」と伝えた。

記事によると、日本メーカーのビールの輸入業者は一部のコンビニに対し納品価格を最大で40%引き下げた。日本製品の不買運動により日本メーカーのビールが売れないため「在庫一掃」に乗り出したという。これに対し韓国のセブンイレブン関係者は「原価は下がったが、在庫一掃セールの実施は店主の判断に任せている」と話したという。

しかし「店主の反応は冷たい」といい、全国コンビニ加盟店主協議会の関係者は「在庫を多く抱えており追加注文をする店舗はほぼない。アサヒビールが1番売れていたが、今はセールをしても1週間に1~2本しか売れない」と話した。また「消費者の反応も思わしくない」そうで、ある女性は同メディアのインタビューに対し「日本メーカーのビールは4カ月ほど買っていない。日韓関係が進展しない限り買わないと思う」と語った。

これに韓国のネットユーザーからは「このご時世だからタダでも飲まない」「安くすれば消費者が買うと思っているの?」「いまだに日本メーカーのビールを買う人がいるなんて」などの声が上がっている。

一方で「コンビニに行って買ってこなきゃ」「飲みたい人が飲めるようにスーパーでも販売してほしい」「どこで売っているの?買いたいのにコンビニに売っていないから買えない」「ソウルでセールしている店舗を教えて!明日アサヒ1箱とサントリー1箱を買いに行く」など日本メーカーのビールを探し求めるコメントも見られた。

また「4本1万ウォン(約940円)で売れば売り上げは1週間で回復する」「日本メーカーのビールが売れないのは4本1万ウォンの対象から外れたから。1本3900ウォン(約360円)なら『売れなかった』ではなく『買えなかった』では?元の価格に戻せば完売するだろう」などの意見も寄せられている。(翻訳・編集/長居)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携