「キャプテン・アメリカ」など米ヒーロー映画を断ったジョン・ウー監督、チョウ・ユンファと再タッグで武侠映画も―台湾

Record China    2017年11月27日(月) 22時10分

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23日、日中合作映画「追捕 MANHUNT」のジョン・ウー監督が、過去に米スーパーヒーロー映画のオファーを断ったことや、再び俳優チョウ・ユンファらとタッグを組みたい考えを明かしている。

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2017年11月23日、日中合作映画「追捕 MANHUNT」のジョン・ウー呉宇森)監督が、過去に米スーパーヒーロー映画のオファーを断ったことや、再び俳優チョウ・ユンファ(周潤發)らとタッグを組みたい考えを明かしている。中央社が伝えた。

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「追捕 MANHUNT」は、1970年代に高倉健さんが主演し、当時の中国で社会現象を巻き起こした映画「君よ憤怒の河を渉(わた)れ」の同名小説を再び映画化したもの。福山雅治とチャン・ハンユーの日中ダブル主演も話題で、今月24日からの公開を目前に台北プレミアを開催。ウー監督はじめ、韓国の女優ハ・ジウォンらが出席した。

高倉さんの大ファンであるウー監督が、長年の思いをやっと実現させたこの映画。台湾メディアの前で語ったところによると、高倉さんの出演作に限らず、60〜70年代の映画にひとかたならぬ愛着を持っているウー監督だが、「今のハリウッド映画は、ますますつまらなくなっている」とバッサリ。実は過去に、「キャプテン・アメリカ」や「バットマンVSスーパーマン」などといったヒーロー映画からオファーが届いたものの、作品自体に興味が持てず断ったことを明かしており、「確かに稼げるだろうが、やはり私は文学性に愛着があり、悟りを得られるような作品を好む」と語っている。

ウー監督によると、最近構想を抱いているのが武侠映画とのこと。これについては以前、ツイ・ハーク徐克)監督に相談したこともあるという。「男の友情を細やかに描けるのは、侠客の世界を舞台にした武侠映画だけではないかと思う」と発想の起点を語ったウー監督は、チョウ・ユンファやトニー・レオン(梁朝偉)、ジャッキー・チュン(張学友)と「ぜひまた一緒に仕事をしたいと考えている」と大きな願望も明かしている。(翻訳・編集/Mathilda

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