竹島で新種の原生動物を発見した韓国人教授、韓国名の「dokdo」を入れて命名=「素晴らしい愛国者」「独島エビも喜んでいるだろう」―韓国ネット

Record China    2017年11月17日(金) 12時20分

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17日、韓国メディアによると、韓国の慶北大学は同日、地球システム科学部海洋学専攻のパク・チョンス教授が竹島で唯一の淡水の河川で新種の原生動物を発見したことを明らかにした。写真は韓国の空港にある独島PRポスター。

2017年11月17日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の慶北大学は同日、地球システム科学部海洋学専攻のパク・チョンス教授が竹島で唯一の淡水の河川で新種の原生動物を発見したことを明らかにした。

原生動物とは光合成をしない単細胞の真核生物を指す。パク教授は竹島の河川で発見した新種の原生動物を、竹島の韓国名である「独島(トクト)」を入れて「Tetramitus dokdoensis(テトラマイトストクトエンシス)」と名付けた。これまでにも生物の名称に「独島」が使われたことはあったが、原生動物に使われたのは今回が初めてという。また、研究論文の題名「韓国の東海にある独島の淡水から分離した新種のテトラマイトストクトエンシス」の中に日本海の韓国名である東海との表現が含まれていることも目を引く。この研究結果は原生動物分野の世界的な学術誌「国際原生生物学会誌」に掲載された。

韓国では一部の研究チームが竹島における生物相調査を行っているものの、河川淡水内の生物種の多様性に関する研究が行われたことはこれまでなかった。パク教授は「原生動物は地球に生息する生物の中で最も多様であり、未来の生物資源として連携開発される潜在力があるが、韓国内では支援の不足により研究が活発でなかった」と説明。その上で「独島の名前をつけた論文は国際学術誌に採択されにくいため、独島と東海の名称を対外的に公表できたというのはとても意味のあること」と評価した。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「素晴らしい愛国者」「かっこいい名前!気に入った」「教授に勲章を与えてほしい」「韓国の科学者が政治、歴史的に大きな意味のあることを成し遂げた」「未来の生物資源として大きな役割を果たしてほしい」など称賛や期待の声が寄せられている。中には「子供が生まれたら名前を『独島』にしようかな?」との声も。

また「日本がまた騒がしくなりそう。独島で獲ったエビ1匹でも怒るくらいだから」「独島エビも喜んでいるだろう」「日本人がエビのように真っ赤な顔で抗議してくるかも」など、今月7日に韓国で開かれたトランプ米大統領の歓迎夕食会に竹島産のエビが使われたことに関連したコメントも多く見られた。(翻訳・編集/堂本

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