中国版ハロウィーン?貴州省でカボチャを使った伝統のお祭り―中国

環球網    2017年10月27日(金) 14時20分

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中国貴州省雷山県達地水族郷が25日、年に1度の水族「瓜年節」を迎えた。

中国貴州省雷山県達地水族郷が25日、年に1度の水族「瓜年節」を迎えた。数多くの水族同胞は祝日特有の衣装を身にまとい、歌ったり踊ったりしてこの伝統的な祝日を祝っていた。「瓜年節」は水族特有の祝日であり、中国唯一の特徴がある民族祝日でもある。

水族は歴史が長い民族で、独自の言語と文字も持っている。水族の文字は「水書」と呼ばれ、甲骨文または金文と似ており、すでに2000年の歴史があり、トンパ文字以外に世界でまだ生きている象形文字だ。

同日、「瓜年」祭りなどの民俗イベントの中で、水族同胞はカボチャを使って祭り、豊作を祝う。また、古くから伝わる民族舞踊ショー、民俗歌謡曲コンテスト、地元伝統料理コンテストなど豊かな民俗文化イベントを通して水族の新年を迎え、来年の穏やかな気候と家畜が健やかに育つことを祈る。

歌や踊りの素晴らしいショーは水族、ミャオ族、トン族同胞および全国各地からの観光客を魅了した。マカオからの観光客、張さんは、「この民族イベントはすごく特徴がある。特に水族同胞は巨大なカボチャを担いでパレードを行ったり、カボチャ王コンテストを開催するなど、すごく魅力的だ」と語った。

貴州省雷山県水家学会の王興武会長によると、「瓜年節」がカボチャで豊作を祝うのは非常に良い形式だ。水族文化が伝承できるばかりでなく、現地民族文化と関わっている旅行の発展も促進できるため、これらのイベントは水族民俗文化を鑑賞する窓口となっているという。

水族郷の「瓜年節」と関連する一連の民俗イベントは11月3日まで続くという。期間中にカボチャ王コンテスト、競馬、民宿で「瓜年」の民俗文化を体験するなどのイベントも行われ、水族同胞の無形文化遺産を展示しようとしている。(提供/環球網・編集/黄テイ)

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