中国が都市の「スポンジ化」計画、町全体で水をためて生活用水に―中国メディア

Record China    2017年10月4日(水) 21時30分

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3日、参考消息網によると、中国では急速な都市化による水不足を解消するため、都市全体を「スポンジ」にして雨水や排水をろ過し、住宅の生活用水や農業用水に使う計画が進められている。写真は深セン。

2017年10月3日、参考消息網によると、中国では急速な都市化による水不足を解消するため、都市全体を「スポンジ」にして雨水や排水をろ過し、住宅の生活用水や農業用水に使う計画が進められている。

都市化と温暖化が深刻化する今、中国政府は町全体を「スポンジ」に見立て、水をろ過して貯め、生活用水などに使う計画を進めている。住宅やビルの屋上、外壁に緑を植え、町の中に湿地や水路を作り、水をろ過して水槽に貯め、公園や家庭菜園にやる水、トイレや住宅の掃除に使う水として利用する計画だ。いわば都市全体の緑化計画といえよう。

地球温暖化による異常気象のため、人口2400万人を超えた上海では、夏には気温が40度を超える猛暑が続く事態となっている。このため、中国政府は北京、上海、広東省深センなどの大都市をモデル地区に指定。30年までに都市部の8割を「スポンジ」にする壮大な計画を掲げている。(翻訳・編集/大宮)

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