<サッカー>中国リーグの「乱闘騒ぎ」に下された処分が物議、「これでいいのか?」―中国

Record China    2017年7月7日(金) 19時10分

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6日、中国のポータルサイト今日頭条は、中国サッカー・スーパーリーグで先日発生した2件のトラブルについて中国サッカー協会が処分内容を発表したことを伝えた。資料写真。

2017年7月6日、中国の複数のメディアによると、中国サッカー・スーパーリーグで先日発生した2件のトラブルについて中国サッカー協会が処分内容を発表した。

今月2日の天津権康―広州恒大戦で、広州の選手がレフェリーとの握手を拒否した問題で、同協会は広州のキャプテン鄭智(ジョン・ジー)に対し4試合の出場停止と4万元(約67万円)の罰金を、出場していた他の選手10人に対して1万元(約17万円)の罰金を科すと発表した。

また、6月26日の北京国安―江蘇蘇寧戦で江蘇の李昂(リー・アン)に平手打ちを食らわせた北京国安のトルコ人選手ブラク・ユルマズには5試合の出場停止と罰金2万5000元(約42万円)が、ユルマズを挑発した李には「不適切な行為で混乱を激化させた」として4試合の出場停止と罰金2万元(約33万円)が科された。

中国のネットユーザーからは、「(ユルマズの)5試合停止はペナルティなしも同然じゃないか」「これは厳罰と言えるのか?」と処分が軽いという意見が出た。また、6月18日の試合で上海上港のブラジル人選手オスカルがボールを相手に蹴りつけた事件を挙げ、「オスカルが8試合出場停止、ユルマズはビンタで5試合出場停止。それで挑発した李は4試合出場停止?どんな規則だよ」と処分の重さに不公平があることを指摘する声もあった。

一方、握手をしなかった広州へのペナルティについては「チーム自体1試合の出場停止でいいのでは?」「鄭を出場停止にする必要はない」「暴行を加えたユルマズと鄭が同じ試合数の出場停止処分でいいのか」など、罰が重いという声も寄せられている。同協会の処分については、中国メディアでも「アンバランス」との批判が出ている。(翻訳・編集/川尻

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