日本人は朝食におかゆも揚げパンも食べない!? では何を食べているのか―中国メディア

Record China    2021年1月22日(金) 7時20分

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中国メディアは「日本人はおかゆも豆乳も揚げパンも食べない!日本で朝食は何を食べるのか?」と題する記事を掲載した。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言で夜間の営業自粛を求められたことで、日本では朝にディナーメニューを提供する「朝ディナー」を始める飲食店も出始めている。そうした中、日本の情報を伝えるメディア「日本二三事」は18日、「日本人はおかゆも豆乳も揚げパンも食べない!日本で朝食は何を食べるのか?」と題する記事を掲載した。

同記事のタイトルにあるように、中国の朝食といえばおかゆや豆乳、「油条」と呼ばれる揚げパンなどが有名で、街には早朝からこれらを販売する屋台が現れる。その場で食したり、通勤途中に買って職場で食べたりすることもある。

記事は、日本へ旅行に行った人の多くは、日本にこうした「朝食の店」がないことに気付くだろうと指摘。中国では上記のほか、地方によってそれぞれ特色のあるスープやパン、麺などの朝食があるものの日本ではそうした店がないため、ホテルで朝食が付かない経済的なプランを選択した人の中には、毎晩コンビニで翌朝に食べるパンなどを購入する人もいると伝えた。

その上で、中国のような「朝食の店」がない日本で、日本人はいったいどんな朝食を食べているのかと疑問を提起した。

記事はまず、「一日の計は朝にある」とし、朝食は必要不可欠な食事だとする一方、「日本人にとってはそうではない」と説明。日本では若い男性を中心に朝食を食べない、あるいはたまにしか食べないという人も多く、これが日本に「朝食の店」がないことと関係している可能性があるとした。

次に、日本人の朝食は「ご飯派」と「パン派」に別れると解説。日本の一般的な朝食はご飯だとし、代表的なメニューとして「卵かけご飯」を挙げ、「簡単で手間もかからない」と紹介した。ただ、「和風の朝食を販売する店はそれほど多くなく、選択できるメニューも限られている」とも指摘した。

もう一方の「パン派」については逆に選択肢が多いとし、多数の店舗を持つマクドナルドやケンタッキー、サブウェイなどのファストフード店が朝食用のメニューを提供していると説明。「ホテルで朝食が付かない場合はファストフード店で朝食を取ることをお勧めする」としながらも、注意点として中国のケンタッキーのような「おかゆ」「揚げパン」「豆乳」などのメニューは日本にはないことを説明している。

記事は、「おかゆを食べたい場合は自分で作るしかない。日本ではおかゆは病人や幼い子どもに食べさせるもので一般的には販売されていない。中国では多くの場所で『八宝がゆ』が売られているが、日本ではパンと牛乳、あるいはコーヒーが多い」とし、日本の朝食メニューは中国に比べてバリエーションが少ないため、「日本旅行に行くときっと中国の朝食が恋しくなるだろう」と結んだ。(翻訳・編集/北田

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