「日本人は政府に監視されている」スノーデン氏が警告―露メディア

Record China    2017年6月3日(土) 10時10分

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2日、米国家安全保障局(NSA)による大規模な個人情報収集を告発し、ロシアに亡命中の米中央情報局(CIA)のエドワード・スノーデン元職員は、日本政府がテロリズムとの戦いを望んでいるため、日本人は大規模な監視にさらされる可能性があると指摘した。資料写真。

2017年6月2日、露通信社スプートニクによると、米国家安全保障局(NSA)による大規模な個人情報収集を告発し、ロシアに亡命中の米中央情報局(CIA)のエドワード・スノーデン元職員は、日本政府がテロリズムとの戦いを望んでいるため、日本人は大規模な監視にさらされる可能性があると指摘した。

スノーデン氏は暴露した文書は「すべて本物だ」と語り、NSAが極秘の情報監視システムを日本に供与していたと主張した。さらに、日本政府が法整備を進め、重大犯罪の予備罪の刑事責任を追及するだろうと予測した。スノーデン氏は「日本は将来、大規模な監視行動を展開するだろう」と述べた。

スノーデン氏によると、NSAは「XKEYSCORE(エックスキースコア)」と呼ばれるメールや通話の大規模監視システムを日本に供与しているという。これにより世界中の通信情報を収集できる。スノーデン氏は、エックスキースコアが使われた場合、個人のネット利用情報なども把握できるため、さらに深刻な影響が出ると主張。日本の現状は「同時多発テロ後の米国の状況に似ている」とした。(翻訳・編集/大宮)

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