15万元で60万元分の偽札購入の女性、手にしたのは「あの世のお金」、警察へ通報し自分も捕まる=「この知能には感動する」―中国ネット

Record China    2017年5月17日(水) 7時50分

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16日、中国メディアの中国江西網は、15万元で60万元分の偽札を買った女性が、実際に手にしたのが冥幣(あの世のお金)だったとして警察に通報する事件があったと伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真は冥幣。

2017年5月16日、中国メディアの中国江西網は、15万元で60万元分の偽札を買った女性が、実際に手にしたのが冥幣(あの世のお金)だったとして警察に通報する事件があったと伝えた。

5月8日、南昌市東湖区人民法院で、偽札購入事件について一審判決が出され、偽札購入の罪で李(リー)容疑者に対し懲役3年、執行猶予4年、罰金10万元(約160万円)が言い渡された。また、詐欺罪で起訴されていた劉(リュウ)容疑者に対しては、懲役5年、罰金10万元、同容疑の馬(マー)被告に対しては、懲役4年、罰金5万元(約80万円)の判決となった。

法院によると、2016年4月に容疑者らはネットを通して知り合い、李容疑者は15万元(約240万円)で60万元(960万円)分の偽札を購入。偽札を売った劉容疑者が5万元、馬容疑者が2万元(約32万円)、袁(ユエン)容疑者(別の裁判で処理中)が8万元(約128万円)を得たという。しかし、李容疑者は自宅に帰って確認したところ、冥幣だったことに気が付き、警察へ通報した。

一審法院は、劉、馬両被告の行為が詐欺罪に当たると判断。李被告は違法な利益を得ようとして偽札と知りながら購入し、その金額も大きく、偽札購入罪にあたると判断し、判決を下したという。

これに対し、中国のネットユーザーからは「この知能には感動するな」「こんな脳みそではこの先も人民元とは縁がなさそうだ」などのコメントが寄せられ、あきれた人が多いようだった。

また、「偽札を買った人に冥幣を売ることがなぜ詐欺罪になるんだ?」「これがなぜ罪なんだ?冥幣を売ることは違法じゃない。冥幣はもともと偽札で、死者のために本物のお札の代わりに燃やすものだろ。全く問題ないじゃないか」との指摘もあったが、まったくそのとおりである。(翻訳・編集/山中)

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