中国人観光客40人以上が船転覆で犠牲に、英メディア「タイ旅行の危険、軽視できない」

Record China    2018年7月10日(火) 5時10分

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9日、タイ・プーケットで5日起きた遊覧船転覆事故で中国人観光客40人以上が死亡した問題をめぐり、英BBCは「タイ旅行の隠れた危険を軽視してはならない」と報じた。写真はタイ。

2018年7月9日、タイ・プーケットで5日起きた遊覧船転覆・沈没事故で中国人観光客40人以上が死亡した問題をめぐり、参考消息網は英BBCが「タイ旅行の隠れた危険を軽視してはならない」と報じたことを伝えた。

記事によると、BBCはタイが中国人に最も人気の高い海外旅行先の1つであることを指摘。昨年はタイが受け入れた外国人観光客全体の28%に当たる延べ980万人を中国人客が占めたことを説明するとともに、現地で交通事故や水難事故が頻発していることに警鐘を鳴らした。

世界経済フォーラムが発表した17年の旅行業の競争力に関するレポートで、タイの安全面での順位は136カ国・地域中118位となっており、タイ南部のソンクラー県にある中国総領事館は旅行者に向けた18年版「安全の手引き」で交通事故や水難事故の多発について説明しているという。

記事はまた、タイの旅行事情に詳しい人物がBBCの取材に「多くの観光客は海外で自分の能力を過信しがち」と答えたことや、転覆事故で無事だった中国人観光客が「他の人を助けようと思ったが船の揺れがすごすぎて何もできなかった」と話したことを伝えている。(翻訳・編集/野谷

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