電動バイクでポルシェにキズをつけた清掃員、弁償額を聞いて卒倒=中国ネットの反応は?

Record China    2017年2月13日(月) 20時50分

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13日、中国メディアの観察者網は、電動バイクに乗っていた清掃員がポルシェにキズをつけてしまい、その弁償額を聞いて卒倒したと伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

2017年2月13日、中国メディアの観察者網が、電動バイクに乗っていた清掃員がポルシェにキズをつけてしまい、その弁償額を聞いて卒倒したと伝えた。

9日、中国河南省鄭州市で、電動バイクに乗った女性清掃員が、不注意から高級スポーツカーと接触して傷をつけてしまった。

この高給スポーツカーはポルシェパナメーラで、中国では100万元(約1650万円)以上する。この車の持ち主である女性が、修理費に6000元(約10万円)かかると伝えたところ、傷をつけてしまった女性清掃員はその場で卒倒した。

その後、この女性清掃員は「私の月給は1500元(約2万5000円)しかないのに、どこにそんなお金があるというのか。数百元ならまだ受け入れられるが、それ以上は出せない」と、泣きながら話した。

結局、ポルシェの持ち主の女性が妥協し、500元(約8300円)の弁償金で解決。清掃員の女性は家族に抱えられながら現場を去ったという。

このニュースに対して、中国のネットユーザーからは「高級車に乗る人は第三者からのリスクに対応する保険に強制的に入らせるべきだ」「高級車に対して一般人が弁償する最高額を決めた方がいい。それを超える部分は持ち主が支払うようにしたらいい」など、何らかの対策が必要との意見が多く寄せられた。

しかし、「このおばさんの態度は好きではないな。高すぎるからと駄々をこねているようにしか見えない」「6000元くらいで破産するわけじゃないだろう。それをこんなにも咬みつくなんて、ちょっと同情を買おうとしているように見える」と、女性清掃員の態度を非難するコメントも少なくなかった。

他にも、「ここから中国の貧富の差の大きさがよく分かる」とのコメントがあったが、共産主義であるはずの中国が抱える社会の矛盾があらためて明らかになったといえるだろう。(翻訳・編集/山中)

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