2017年1月7日、観察者網は記事「“台湾名義での東京五輪参加を日本は支持するだろう”台湾独立派の大物・辜寛敏が語る」を掲載した。

台湾独立派の大物として知られる辜寛敏氏がトップを務める新台湾平和基金会は6日午後に記者会見を開催した。辜氏は席上、「台湾名義での東京五輪参加に中国は必ず反対する。実現するかどうかは日本が台湾を支持するかどうかにかかっている。最終的には国際オリンピック委員会（IOC）が決定するだろう」と発言した。

辜氏を後押ししているのは昨年から始まったネットの署名運動だ。台湾と日本のネットユーザーが共同で実施しているもので、現在の「チャイニーズタイペイ」ではなく、「台湾」の名称で東京五輪に参加することを求めている。昨年8月26日時点で4万5000人の日本人が署名している。主催者は50万人、100万人を目指して活動を続けていくという。ただし現時点の署名は6万人。4カ月でわずか1万5000人しか増加していない。（翻訳・編集/増田聡太郎）