毛沢東批判で消えた国営テレビ司会者、久々に姿見せる=視聴者からは復帰待望論―中国

Record China    2016年7月12日(火) 19時10分

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11日、毛沢東批判での失脚が話題になった国営テレビ司会者の畢福剣氏が北京の空港に姿を見せた。

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2016年7月11日、毛沢東批判での失脚が話題になった国営テレビ司会者の畢福剣(ビー・フージエン)氏が、北京の空港に姿を見せた。視覚中国が伝えた。

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世界的に話題になったこの騒ぎが発生したのは、昨年4月のこと。中国中央テレビ(CCTV)所属の人気司会者・畢福剣氏が私的な会食の席で、歌に乗せて毛沢東を批判する模様を写した動画がインターネット上に流出した。騒動発生後、CCTVサイトから公式プロフィールが消え、検索サイト・百度では「畢福剣」の名前が検索できなくなり、畢氏はそのまま姿を消すことに。現在は停職中、またはすでに解雇されたとも言われている。

その畢氏が11日、北京の空港で姿を見せた。騒動後、その姿を見ることはめったにないため、畢氏の現在の様子がネット上でもいち早く話題に。ラフな服装でキャップをかぶった畢氏は、少し太った印象だが、疲れたような顔を見せている。

畢氏はユーモアたっぷりの語り口、「かわいいオジさん」的なイメージで、CCTVを代表する人気司会者だった。騒動発生後、畢氏の人気番組「星光大道」は、ベテラン司会者のジュー・ジュン(朱軍)が代打を務めてきたが、このほど体調不良を理由に降板を発表。「星光大道」はもともと畢氏あっての番組だったため、視聴者からは「司会スタイルが違うので面白くなくなった」「彼じゃないとダメだ」などと、畢氏の復活を熱望する声が再び高まっている。(翻訳・編集/Mathilda

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