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<横顔>「台湾のアムロ」は90年代を席けんした先住民出身の歌姫―アーメイ

配信日時:2007年12月5日(水) 11時15分
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このたび、宮元亜門演出の音楽劇「トゥーランドット」の主役を演じるアーメイ。90年代後半に出現した歌姫は、台湾をはじめ香港・中国本土・シンガポールでも絶大な人気を博している。
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このたび、ケリー・チャンの代役として宮元亜門演出の音楽劇「トゥーランドット」の主役を演じるアーメイ(張恵妹)。抜群の歌唱力に定評があり、適役であることは間違いないだろう。

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90年代後半に出現した歌姫・アーメイは、台湾をはじめ香港・中国本土・シンガポールでも絶大な人気を博している。その歌唱力を生かしたR&B風の曲調と南国的なルックス、そして空前の人気振りから「台湾のアムロ」とも呼ばれた時期もあった。

類まれなる歌唱力の源は、彼女が豊かな音楽文化を持つ先住民の出身であることと無縁ではないだろう。彼女に続き、台湾芸能界では先住民出身の歌手に注目が集まり、その地位向上に大きく貢献したと言われている。

順風満帆の彼女のキャリアに暗い影を落としたのは2000年の国歌献唱事件。陳水扁総統の就任式で中華民国の国歌を歌ったために台湾独立派とみなされ、中国本土ではコンサートの中止やCM放映中止などの憂き目に会う。そんな逆風を乗り越えて磨きぬかれた彼女の歌声には、確かな重みがある。

●アーメイ (張恵妹)

1972年8月9日、台湾・台東県生まれ。歌手。台湾の先住民族・ピュマ族出身。1996年、アルバム「姐妹」で正式デビュー。新人ながら連続9週チャート第1位を記録、台湾地区だけで100万枚以上の売り上げを記録。2002年、アジア版「TIME」誌でジャッキー・チェンと並んで「アジアのヒーロー」25人に選出される。(翻訳・編集/愛玉)

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