<横顔>コロンブスを尊敬する「2007年最高のシンデレラ・ガール」、前途は洋々―タン・ウェイ

Record China    2007年11月30日(金) 11時25分

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次回作出演が決定したタン・ウェイ。彼女は中華圏では今年最高のシンデレラ・ガールと言っても異論は出ないだろう。そんなタン・ウェイの今年の軌跡を振り返る。

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「墨攻」のジャイコブ・チャン(張之亮)監督が来年チベットで撮影する最新作、「唐カー」への出演が決まった女優のタン・ウェイ(湯唯)。

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28歳の彼女、今までこれといった出演作もなかったのが、今年、アン・リー監督作「ラスト、コーション(色、戒)」たった1本の出演で一気にスターダムにのし上がった。

「ラスト、コーション」(色、戒)は今年のヴェネツィア映画祭の金獅子賞を受賞し、台湾、香港、中国本土でも大ヒットを記録。来春には日本での公開も控えている話題作だ。作中、長回しのベッドシーンについて物議を醸したが、これを大胆に演じたのが、当時まったく無名のタン・ウェイ(湯唯)だ。

この作品で国際舞台への鮮烈なデビューを飾ったタン・ウェイは、米誌「バラエティー」が発表した2007年度版「注目の俳優10人」の一人にも選ばれる。そしてこのたび、ジャイコブ・チャン作品に出演が決まるなど、そのキャリアは前途洋々だ。

次回作では前作と打って変わって、刺客から姫を守る身代わり役を硬派に演じ、180度異なるイメージでスクリーンに現れることとなりそうだ。

●タン・ウェイ(湯唯)

1979年10月7日生まれ、北京出身。中央戯劇学院卒。身長172cm、体重52kg。A型。趣味:読書、運動、音楽、旅行、美術。特技:演技、朗読、美術、バドミントン。崇拝する偉人:コロンブス。最も好きな俳優:チョウ・ユンファ。最も好きな女優:マギー・チャン。2004年ミス・ワールド北京大会で5位に入賞。出演作に「警花燕子(2004)」、「ラスト、コーション(2007)」など。(翻訳・編集/愛玉)

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