10億人が視聴した中国の年越し番組、コントの演者が発した言葉が悲劇招く=一般人に“友好的ないたずら電話”が鳴り響く―中国

Record China    2016年2月10日(水) 21時10分

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9日、中国では旧正月の大晦日に春節聯歓晩会が放送されたが、この番組のコントにより中国の男性が悲劇に見舞われた。

2016年2月9日、日本で大晦日に紅白歌合戦が放送されるように、中国では旧正月の大晦日(今年は2月7日)に春節聯歓晩会(春晩)が放送される。同番組は中国の国民的な年越し番組で、歌や踊り、コントや雑技などさまざまな演目が用意されている。新年を祝うめでたい番組だが、この番組のコントによりある男性が悲劇に見舞われた。中国新聞網が伝えた。

2016年の春晩は中国のみならず日本でも生放送されるなど海外でも放送が拡大し、番組を放送した国営放送・中央テレビ(CCTV)はネットでの視聴を含め国内外で10億3300万人が生放送を視聴したと公表している。

同番組の演目の1つだったコントで、演者が架空の電話番号を発したが、この番号がある男性の電話番号と1文字違いだったため、いたずら電話がひっきりなしにかかってきた。7日の夜に6、70本のいたずら電話を受け、8日は大分収まったものの十数件のいたずら電話があった。さらにショートメールで新年のあいさつをしてくる人もいたという。

これに対し男性は、「おそらくコントの番号を聞き間違えてかけてきたのだろうが、電話の多くは出る前に切れ、つながった時はみんな新年のあいさつをしてくれた。とても友好的だった」と語っている。(翻訳・編集/内山

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