韓国でも増える「ミニマリスト」、日本の影響も?=韓国ネット「服はファスナーを見て買うべし」「毎日同じ服だった僕のあだ名は…」

Record China    2015年10月29日(木) 1時15分

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28日、手持ちの服を必要最低限にとどめ、限られた服でおしゃれを楽しむ女性が韓国で増えているとの報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

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2015年10月28日、韓国・朝鮮日報によると、手持ちの服を必要最低限にとどめ、限られた服でおしゃれを楽しむ女性が韓国で増えているという。日本でも、極力物を持たずに暮らす「ミニマリスト」が近年話題になっているが、韓国で同様の人が誕生している背景には何があるのだろうか?

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記事によると、韓国のミニマリストたちの行動は「333運動」と呼ばれている。3カ月、つまり1シーズンを33の服や靴、アクセサリーなどで過ごすというものだ。そして、これら30余りのアイテムだけを入れた小型の洋服だんすは「カプセル・ワードローブ」と呼ばれる。きっかけとなったのは、日本や米国でベストセラーとなった「人生がときめく片づけの魔法」(近藤麻理恵著)や米国人女性が自身の服の整理法についてインターネットで発信した「PROJECT 333」。これらが韓国でも知られるようになり、ネットなどで運動が広まった。

333運動は、韓国でも広まる安価なファストファッションブランドへの抵抗でもある。こうしたブランドは流行を常に最新に更新し、次々と新たな服を流通させる。韓国の女性たちは、こうして「3日に1度変わる」流行を追うのに疲れていたのだ。

自分の「運動」の様子をブログで公開している25歳の女子大学院生は、着る服を制限した効果として、「買い物の時に、慎重に服を検討するようになった」ことを挙げた。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまな声が寄せられている。

「経験上、高い服は浪費じゃない。高いだけあって、長く着られる」

「私も若い頃は流行の服を買ってたけど、1シーズン来て終わりだった」

「僕は毎日同じ服を着てたから、あだ名が『漫画の主人公』だったよ」

「分かっているのになぜか買ってしまう。お金もないのに…」

「痩せたら着ようと思っている服をまず処分しよう」

「ここ1年で使わなかった物は捨てるべきだ」

「四季があることが気に入らない理由の一つは、季節ごとに服を買うのにお金がかかること」

「制服がある会社がうらやましい」

「僕はどのシーズンも同じジーパン。たまに自分は軍人じゃないかと錯覚する」

「30でもまだ多いと思う」

「日本のYKKのファスナーが付いた服は、縫製もばっちりだよ。ファスナーを見て買うべし」

「服で節約するより、最新スマホさえ買わなければ1年は余裕だ」(翻訳・編集/和氣)

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