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韓国の若年層にまん延する「ヘル朝鮮症候群」、根底に政府への不信=韓国ネット「正気では生きて行けない」「希望なんて持ちたくても持てない」

配信日時:2015年9月23日(水) 10時16分
韓国の若年層にまん延する「ヘル朝鮮症候群」、根底に政府への不信=韓国ネット「正気では生きて行けない」「希望なんて持ちたくても持てない」
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17日、韓国のテレビ局JTBCは、地獄を意味する英語「hell」と「朝鮮」を合わせた造語「ヘル朝鮮」が、20〜30代の若年層に頻繁に使われていると伝えた。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真は韓国明洞。
2015年9月17日、韓国のテレビ局JTBCは、地獄を意味する英語「hell(ヘル)」と「朝鮮」を合わせた造語「ヘル朝鮮」が、20〜30代の若年層に頻繁に使われていると伝えた。

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最近、インターネットで話題になっている地図がある。「『大企業の砦』に行くためには、出生の門をくぐり、奴隷の前哨地を経ることになる。『公務員の拠点』に入るためには『失業者の水たまり』を超えなければならない」というものだ。これがまさに、若い世代が地獄のような韓国の状況を風刺した「ヘル朝鮮」である。今、韓国のインターネットでは、若年層がこのように韓国を嫌悪するワードや投稿が相次いでいる。さらには、こうした状況を風刺したゲームまで登場しているのだ。

たとえば「土のスプーン、ビンゴゲーム」が若年層の間で流行している。裕福な家に生まれることを「金のスプーンをくわえて生まれる」と言うことから、「土のスプーン」は貧しいことを指す。ビンゴ板で自分に当てはまる項目が一直線に5つ並ぶと「ビンゴ」になる。ビンゴ板には「家に風呂がない」「ビデがない」「靴は1〜2足で辛抱する」「テレビはブラウン管」「車がないか、あっても年式が7年以上」などネガティブな項目が並ぶ。

先日行われたネットアンケートでは、「韓国が嫌で、他の国に移民を考えたことがあるか」という問いに88%が「ある」と答えた。移民を考えた理由としては、繰り返し発生する大規模な事件・事故や政治的問題などによる「政府不信」が最も大きかった。また、「将来への不安」「脆弱な勤務環境」などがその後に続いた。「韓国が恥ずかしいと感じたことはあるか」という問いには、93%が「ある」と答えた。理由は、「政治」が圧倒的だった。尹麟鎭(ユン・インジン)高麗大学社会学科教授は、「政界に対する青年たちの不信が反映されたもの」と分析している。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「『ヘル朝鮮』と言いたくなる気持ちは理解できる。この国から希望が消えて久しい」
「政治家を見ていたら、希望なんて持ちたくても持てない」

「この国は売国奴の子孫が代々裕福に生活し、愛国のために国に命を捧げた方々の子孫はゴミ拾いをする国。こんな国どこにも存在しない」
「名前が変わっただけで、大韓民国はまだ身分社会だ」
「ヘル朝鮮は財閥帝国。お金さえあれば何でもできる。お金がなければ何もできない」

「正気では生きて行けない国。正義がない国。正直に正しいことを言えば変な者扱いされる国。ヘル朝鮮!」
「不正腐敗の清算をしない以上、大韓民国には暗い未来しかない」
「愛国心に満ちた若者もますます疲弊している。何をしても失望ばかり」

「こういう事実を知りながら変わろうとしない政府は、政治を放棄したのか?それとも、やろうと思ってもできないのか?」(翻訳・編集/三田)
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