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青島税関、日韓からの美容注射剤4000本を押収 =HIVウイルス混入の恐れ―中国メディア

配信日時:2015年9月1日(火) 21時3分
青島税関、日韓からの美容注射剤4000本を押収 =HIVウイルス混入の恐れ―中国メディア
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8月31日、小顔、あご形成、額形成などなど、メスを使わない「プチ整形」が大流行している。資料写真。
2015年8月31日、小顔、あご形成、額形成などなど、メスを使わない「プチ整形」が大流行している。これらのプチ整形はいずれも、「ボトックス注射」や「ヒアルロン酸注射」など、顔面に注射するという方法が採用されている。人民日報・姑蘇晩報微信(WeChat)公式アカウントの情報を引用して文匯網が伝えた。

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山東省青島検験検疫局はこのほど、青島税関と共同で、韓国や日本から国際郵便小包で輸入された、計25件・約4000本の美容注射剤を押収した。

押収された注射剤のほとんどが、製造工場名・連絡先住所・製品説明が記載されていないいわゆる「三無製品」で、HIVウイルスやB型肝炎ウイルスなどの病原体で汚染されている恐れがある。適切に使用しなければ、感染する恐れがあり、最悪では生命に危険が及ぶケースもある。

今回押収された製品は、韓国と日本から国際郵便小包で送られてきた、計25件の美容注射剤。本数は4000本を上回り、そのほとんどが「三無製品」だった。中国語によるマーク・説明がなく、なかには英文の説明書さえも添えられていない製品もあった。生産期日と保証期間の記載も正確ではなかった。

山東検験検疫局弁公室の姚志傑(ヤオ・ジージエ)室長は、「海外通販、代理購入、クロスボーダー電子商取引の急成長や現代物流業のスピード発展に伴い、ますます多くの国内企業や個人は、国際郵便ルートを通じて、プラセンタ(胎盤)エキス、ボトックス、ヒアルロン酸などバイオ由来の美容薬品が入った美容注射剤を輸入するようになった」と指摘した。

調査の結果、荷物受取人の多くは取扱い関連資格を持っておらず、安易に使用した結果安全面での問題が起こることは想像に難くない。

▼姚志傑室長のコメント

たとえば、顔面のしわ取りに効果があると言われているボトックス注射を例に挙げると、原料のボツリヌス菌は極めて毒性が強いため、正しく使用されない場合は、中毒症状が起こる可能性がある。主な症状はさまざまな麻痺や胃腸炎だが、最悪の場合は生命に危険が及ぶ可能性もある。

また、プラセンタエキス注射の場合、中国国家食品薬品監督管理部門は、ヒトの胎盤など人体胚胎を原料とした美容薬品の生産を認めておらず、類似品を海外から輸入することも許可していない。一部の国内の購入者は、プラセンタエキスの効果に惹かれる一方、出所が不明な輸入プラセンタエキスには、HIVウイルス、B型・C型肝炎ウイルス、梅毒ウイルスなどの病原体が混入している可能性がある事実を軽視している。むやみやたらに皮下注射を受けると、簡単にウイルスに感染する恐れがある。

一部薬品については、正規の貿易ルートでは輸入が認められていないため、いったん事故が起これば、損害賠償権が保証される可能性は極めて低い。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤)
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