東京で私たちが電車に乗ると、座っていた人たちが一斉に立ち上がった―在日中国人

Record China    2015年6月8日(月) 11時51分

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3日、新華社によると、先月29日、3400人の中国人観光客が豪華客船で北海道を訪れた。そうした中、中国のインターネット上に、日本旅行の良さと旅行客のマナーについて述べた文章が掲載された。写真は中国人観光客。

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2015年6月3日、新華社によると、アジア最大級の豪華大型客船が先月29日に天津から室蘭港に入り、3400人もの中国人観光客が約80台のバスで北海道を観光した。中国人の旺盛な購買欲で、みやげ物店では商品の品切れが相次いだ。

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今年は年始から2月の旧正月、4月の花見シーズン、5月の連休と、多くの中国人観光客が日本を訪れている。今後も7月からの夏休み、10月の国慶節連休と、年間を通じて中国人の日本観光にはオフシーズンはないと言われている。「爆買い」で経済的な恩恵がある反面、マナーの問題は依然として日本人の頭を悩ませている。

そうした中、中国のインターネット上に、日本に長く滞在している女性が日本旅行の良さと観光客のマナーについて述べた文章が掲載された。女性は、「中国人の旅行の目的は観光から休息へと移りつつある。そういう意味では、日本はおいしいもの、サービス、温泉、美しい風景がそろっていて、何度訪れても飽きることがない場所。今は円安だし、旅行するには日本はコストパフォーマンスの高い目的地」と紹介している。

また、「私の友人には日本が嫌いで、日本に反感を持っている人がたくさんいる。でも、彼らは一度日本を訪れると、みんな日本が好きになってしまう。歴史の問題はあるけれど、日中の歴史は友好的な時間の方が長かった。日本はさまざまな面で学ぶ価値がある国」と続ける。

日本人の良いところについては、「他人を思いやること」とし、「東京で私たち数人が電車に乗り込むと、座っていた人たちが一斉に立ち上がって詰めてくれ、私たちが並んで座れるようにしてくれた」「日本人はレストランや公共の場所では、立ち上がった後に座っていた椅子を元の位置に戻す。周囲の人の邪魔にならないように配慮している」と体験談を語り、「日本の細かいマナーを知らなくても、できる限り他人のことを思いやれば、『嫌な客』にはならないはず」とアドバイスしている。(翻訳・編集/北田

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