“最後の野生馬”モンゴルノウマ3頭が交通事故死!―新疆ウイグル自治区

Record China    2007年9月2日(日) 18時47分

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9月1日、新疆ウイグル自治区アルタイ地区の国道216号線で、放牧されていたモンゴルノウマが交通事故で死亡した。同じ国道では8月にも事故で2頭が死亡していた。

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2007年9月1日、新疆ウイグル自治区アルタイ地区の国道216号線で、放牧されていたモンゴルノウマが交通事故で死亡しているのが発見された。

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同国道では8月15日・17日にも交通事故で2頭のモンゴルノウマが死亡している。現在、新疆森林公安は2万元(約32万円)の懸賞金をかけて情報を集めているが、現時点で手がかりは見つかっていないという。

モンゴルノウマは中央アジアに生息する、唯一現存する野生馬。馬の進化史を調べるうえで大変貴重な存在だという。乱獲・密猟により中国では完全に絶滅してしまったが、イギリス・ドイツなどの動物園で育てられていたモンゴルノウマ18頭を引き取り、1986年にモンゴルノウマ繁殖研究センターを設立、再び野生に返す計画を進めている。現在、世界の生息数は約1300頭とパンダよりも稀少だという。(翻訳・編集/KT)

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