朴大統領、過去2年で6人目となる首相候補者選び難航か=韓国首相が辞任、離任式で「真実は必ず明らかになる」とあいさつ―米紙

2015年4月27日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、朴槿恵(パク・クネ)大統領が李完九(イ・ワング)首相の辞表を受理したと報じた。
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ウォール・ストリート・ジャーナルの報道によると、朴槿恵大統領は27日、裏献金を受け取っていたとの疑惑が持ち上がったことを受けて辞意を表明していた李完九首相の辞表を受理した。李氏は建設会社前会長から現金3000万ウォン(約330万円)裏献金を受け取っていたとの疑惑が持ち上がっており、就任からわずか2カ月での辞任となった。李氏は27日に行われた離任式で「真実は必ず明らかになるだろう」と述べたという。朴大統領は過去2年で6人目となる候補者選びを行うことになるが、李氏の就任前にも難航した経緯があり、今回も苦戦を強いられるとみられている。(翻訳・編集/蘆田)