日本に向かう韓国観光の「一番大切なお客さま」、中国人客の満足度が大幅低下、円安・ウォン高も拍車

配信日時:2015年4月27日(月) 7時58分
日本に向かう韓国観光の「一番大切なお客さま」、中国人客の満足度が大幅低下、円安・ウォン高も拍車
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中国・環球時報によると、韓国メディアが中国人観光客の韓国旅行への満足度が大幅に下がっていることに危機感を募らせている。円安・ウォン高も手伝い中国人観光客が旅行先に日本を選ぶ可能性が高くなり、韓国の観光業界は窮地に立たされている。写真は韓国・ソウル。
2015年4月25日、中国・環球時報はこのほど、「韓国メディアが中国人観光客の韓国旅行への満足度が大幅に下がっていることに危機感を募らせている」と報じた。その一方で訪日中国人観光客は大幅に増加。円安・ウォン高も手伝って韓国の「一番大切なお客さま」である中国人観光客が旅行先に日本を選ぶ可能性が高くなり、韓国の観光業界は窮地に立たされている。

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昨年、韓国を訪れた中国人観光客は600万人に上ったが、中国人の韓国旅行熱は冷めつつある。韓国メディアが伝えた韓国文化観光研究院の調査によると、中国人の韓国旅行への満足度は16カ国中14位で、リピート率もわずかに25.7%だった。数は増えても、その満足度は大きく下降しているのが現状だ。

一方で、中国人の人気を獲得しているのが日本。米国最大の旅行専門サイト・トラベルズー(Travelzoo)によると、中国人観光客が行きたいと思う国の1位は日本で、39.6%と高い支持率を獲得している。この理由について、同サイトは円安やビザ発給要件の緩和などの政策、免税店の設置などのほか、日本独特の文化を前面に押し出した観光が中国人観光客の心をつかんでいると指摘している。

これを反映するように、昨年の訪日中国人観光客は前年比83.3%増加。今年1〜2月は前年同期比99.2%増を記録した。春節(旧正月、今年は2月19日)の連休中の訪日中国人観光客の日本における消費額は60億元(1160億円)に達した。

円安や日韓の政治的対立などの影響で韓国を訪れる日本人観光客が減少したのも、頭痛のタネ。韓国・聯合ニュースによると、韓国文化体育観光部の金鍾徳(キム・ジョンドク)長官は韓国メディアとのインタビューで「日本人はソウルをほぼ見尽くしたため、観光客を呼び戻すには地方の観光コンテンツを開発するべき」と強調した。

こうした状況に韓国のネットユーザーは
「韓国に魅力があれば観光客は減らない。日本人や中国人にもっと親切にしよう!」
「日本はどうやって観光客を集めているんだ?韓国にも『見る価値のあるもの』をつくるべき」
「悔しいけど、日本には歴史問題や領土問題を忘れさせるほどの魅力がある」
「韓国は食べものを開発するべき。キムチを食べた外国人が、渋い顔をしながらも『おいしい』と言ってくれるから、韓国人たちは勘違いしているが、韓国の食べものはどれも辛くて外国人の口には合わない」
「韓国社会は親日派だらけ。たまには韓国に来て、お金を使ってくれてもいいんじゃない?」
などのコメントを寄せている。(編集/KU)
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