北京APECの10大成果、ロシアと韓国からの「誠意ある贈り物」―中国メディア

配信日時:2014年11月13日(木) 15時54分
北京APECの10大成果、ロシアと韓国からの「誠意ある贈り物」―中国メディア
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13日、北京APEC会議ウィークに中国外交は空前の活躍を見せ、21エコノミーの首脳が勢揃いした。これは中国がこれまで開催した中で、最も世界から注目される国際会議だった。
2014年11月13日、北京APEC会議ウィークに中国外交は空前の活躍を見せ、21エコノミーの首脳が勢揃いした。これは中国がこれまで開催した中で、最も世界から注目される国際会議だった。世界第2の経済大国である中国が示した実力、決定力、働きかけの力を、人々は賛嘆してやまなかった。

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▼北京APEC、10の大きな収穫

収穫(1)中国の主導権を示した。主催国である中国は、議事日程の設定をしっかりと掌握した。アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)をめぐる駆け引き、コネクティビティをめぐる最終決断において示されたものは、中国の指導力と主導権だった。

収穫(2)コネクティビティへの高い支持。これは中国の長期的発展の戦略計画に関係する。大規模な海外インフラ投資によって、中国は余剰生産能力をシフトし、製品、サービス、規則などを輸出。太平洋から大西洋への戦略的通路を切り開き、「1ベルト、1ロード」沿線諸国を中国の発展の軌道に組み入れることもできる。

収穫(3)FTAAPの始動。それは大げさではないかと異議を唱える人も多いだろう。実は大げさではない。米国が若干考えを異にしたことから、FTAAPはわずかに予定通りに行かなかった。だが中国が力強く推進する中、当然のことながら興味をおぼえる国々(日本を含む)も少なからずあり、APEC首脳会議ではFTAAPのロードマップを採択できた。習主席の言葉を借りるなら「歴史に残る」決定だ。経済効果が多大であるうえ、今後われわれは多くの外交、経済、貿易的政策決定を、FTAAP名目で推進することもできる。

収穫(4)米中が溝をしっかりと管理・コントロール。米中は過去2年間に少なからぬ困難、衝突、摩擦を抱えてきた。だが習主席はその外交スタイルによって、オバマ大統領をわが家に帰ったかのようにもてなした。両首脳は握手した。談笑すれば恩讐が消えるとは言えないが、少なくとも厄介な問題を憂慮するには及ばない。摩擦が制御不能になるほど大きくなることはない。米中関係が急激に悪化しないだけでも、中国にとっては戦略的チャンスだ。

収穫(5)ロシアからの大きな贈り物。ウクライナ危機によって、ロシアは中国に助けを求めるほかなくなった。習主席とプーチン大統領は再び意気投合。プーチン大統領は贈り物をしないのでは余りにも申し訳がなく、300億立方メートルの天然ガス供給契約を締結した。

収穫(6)日中関係の氷が割られた。安倍首相はついに北京を訪問し、習主席と会った。日中は4点で意見の一致を満たし、安倍首相の反中姿勢も軟化した。登山に喩えるなら、日中は最もひどい山道はすでに越えたはずだ。再び故意に挑発しさえしなければ、両国関係はゆっくりと正常化へ向かうだろう。日本にとっても、中国にとってもこれは良いことだ。

収穫(7)中韓FTA交渉の妥結。本当に誠意ある贈り物をしてきたのは、ロシア以外には韓国だろう。旧友の朴槿恵大統領と習主席が会談し、両国の自由貿易協定(FTA)交渉も妥結(いくつかの細部を除く)した。中国とオーストラリアとの交渉はまだ続いているが、韓国からの大きな贈り物は、日本と台湾に対しても、戦略的圧力となる。

収穫(8)北京腐敗対策宣言。現在の中国ほど腐敗対策に力を入れている国はないが、中国ほど多くの汚職官僚が海外でのうのうと暮している国もないはずだ。中国の警察を派遣して逮捕するのは非現実的であり、唯一の方法は各国間の協力だ。これは法の網は悪事を働いたものを逃さないということをはっきりと示し、潜在的な腐敗への抑止効果にもなる。北京腐敗対策宣言後には具体的行動が打ち出される。中国の汚職官僚たちにとって、これは凶報だ。

収穫(9)中国外交のソフトパワー。中国外交は硬すぎると指摘されることが多い。だが今回のAPEC会議では相当ソフトな部分もあった。新しい中国風の服装、ファーストレディー外交、舞台、習主席の演説、APEC期間の青空。これらは中国文化の魅力と共に指導者の魅力を示した。

収穫(10)APEC期間の青空。北京はめったにない1週間を満喫した。習主席も毎朝起きて最初にする事は大気の状況を確認することだと言った。今回の会議によって、中国は環境保護への決意を強めた。習主席は「たゆまぬ努力を通じて、APEC期間に出現した青い空が続いていくことを望むし、そうなると信じている」と述べた。習主席も信じているのだから、われわれが信じない理由はないだろう。(提供/人民網日本語版・翻訳/NA・編集/武藤)
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