オークションサイトに「中古の夫、15円でお譲りします」=中国の「寡婦式結婚」をメディアも問題視

配信日時:2019年6月7日(金) 23時10分
オークションサイトに「中古の夫、15円でお譲りします」―中国
画像ID  1016428
中国経済網は4日、中国で中古品オークションサイトに、「送料込みの1元で自分の夫を出品する」という書き込みがあったことを報じた。写真は中国の結婚証明書。
中国メディア・中国経済網は4日、中国で中古品オークションサイトに、「送料込みの1元(約15円)で自分の夫を出品する」という書き込みがあったことを報じ、中国で「寡婦式結婚」と呼ばれ問題視されている冷え切った結婚関係の原因や解決策を示した。

記事によると、江蘇省揚州市に住むある女性はオークションサイトに、「夫をクリアランスセールします。お金は稼ぎますが家にはいません。お金はどう使おうとあなたの自由です」と書き込んだ。さらに「現在結婚9年目。出産後、夫婦の営みは減少。状態は新品から半損したくらいです。友人の紹介で出会い、付き合い初めは良かったですが、『寡婦式結婚』により使用し続けたくなくなりました。使用感としては、稼ぎは良いですが1カ月のうち28日は残業もあり家にいません」という説明文を添えた。

記者が女性に直接インタビューしたところ、この「出品」は冗談だったことが発覚した。女性は「その後夫は態度を改めると誓い、家事をするようになった。私も自分の機嫌をコントロールできるよう努めている」と話したという。

しかし、この書き込みはネットで話題となり、ネットユーザーからは「切ない。私も彼女と同じ状況で、なんだか妻というよりお手伝いさんみたい」「同じく。独り身の方がマシよ」「夫は生活費をくれる以外何もしてくれない。いつまで耐えられるか分からない」「私も結婚する相手を間違えた。子どもも中学生になったし、終わらせるタイミングかなと思ってる」などと共感の声が多く寄せられた。ほかにも、「結婚はつまるところ互いに包容し合い許し合うこと。問題があるならきちんと話し合って、一方的に相手のせいにするのは避けるべき」「男性と女性は別の生き物。コミュニケーションの方法を模索しながら、徐々に慣れていくしかないのよ」などというコメントが見られたという。

この女性が書き込みの中で用いた「寡婦式結婚」という言葉について、記事は、「1人で料理を作り、旅行やショッピングに出かけて、出産し、子どもを育てる女性は『男勝り』というより『寡婦』のようだとする見方が広く存在している」と指摘し、「伴侶がいるのに一人ぼっちで触れ合いがない結婚関係を指して、『寡婦式結婚』という辛辣(しんらつ)な言葉が生まれた」と説明した。中国でこの言葉は流行語となっており、先月からはこの「寡婦式結婚」を主題としたテレビドラマも放送されているという。

記事は、「朝早くから夜遅くまで忙しく、1年に数回も家に帰らないというのは現在では多くの家庭の実情となっている」「こうした不在がもたらす利害関係は誰もが心の中では分かっているものの、他に選択肢がないという場合は往々にしてある」などと指摘した。そして、「今からでも変わろうとすれば、それは良いスタートとなるだろう」とし、「重要な場面では不在にしないようにする。長期間外に出るときはできるだけ毎日連絡を取る。家事に積極的に参加し、工夫して相手の負担を軽減する」と対策を説いた。さらに、「物で何でも解決できると思うのではなく、家族に寄り添い愛を注ぐことが最も重要なのだ」と論じた。(翻訳・編集/岩谷)
【レコチャコンサル】
あなたの商品を中国で販売してみませんか?レコードチャイナがお手伝いします!
詳しくはこちら

【日中WeChat交流広場オープン】
新たに交流の輪を拡げませんか?どしどしご参加ください! WeChatの掲載希望も大歓迎! あなたの活躍を探している日本や中国の人とつながりませんか?サイトはこちら
記事について質問する
非表示
  • コメント
  • facebook
  • twitter
コメント 0

  • コメントを書く

残り400
利用規約 を順守し、内容に責任をもってご投稿ください。
最新ニュースはこちら

SNS話題記事