駐韓米大使の襲撃事件、中国メディアは日本の報道に注目=「事件は韓国警察の落ち度」「韓国左右翼勢力の争いが激化」

配信日時:2015年3月7日(土) 8時15分
駐韓米大使の襲撃事件、中国メディアは日本の報道に注目=「事件は韓国警察の落ち度」「韓国左右翼勢力の争いが激化」
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6日、マーク・リッパート駐韓米大使が韓国人の男に襲撃され、米韓関係に悪影響を与えるのではと注目する人が多い中、中国新聞網は日本メディアの見方を伝えた。資料写真。
2015年3月6日、マーク・リッパート駐韓米大使が韓国人の男に襲撃され、米韓関係に悪影響を与えるのではと注目する人が多い中、中国新聞網は日本メディアの見方を伝えた。

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5日午前7時40分ごろ、リッパート大使はソウルの世宗文化会館を訪れた際、握手を求めるふりをして近づいてきたキム・ギジョン容疑者に刃物で切り付けられ、顔や手を80針縫うけがを負った。キム容疑者は「独島(日本名:竹島)守護団体」の代表を務めており、2010年7月7日、ソウルのプレスセンターで開かれた講演の途中、重家俊範駐韓日本大使にセメント片2個を投げつけた容疑で起訴され、懲役2年、執行猶予3年の判決を受けた前科がある。

キム容疑者は「北朝鮮に寄り添うべき」だと、幾度となく日米韓政府を批判している。韓国政府関係によると、キム容疑者はこれらの活動を通して有名となり、顔が知られている人物。

そのため日本メディアは、「韓国公安部はキム容疑者の動向に注目している」としたうえで、「容疑者が会場に入り、大使に近づくことがでできたのは韓国の警察の落ち度」としている。

中東を訪問中に駐韓米大使の襲撃事件を知った朴槿恵(パク・クネ)大統領は、「駐韓米大使への攻撃は米韓同盟への攻撃に等しい」と厳しく非難。一方北朝鮮メディアは、キム容疑者の行為を「米国への罰」と伝えている。事件後にはソウルで保守団体が韓国の北朝鮮との交流活動に反対する抗議運動が起き、左翼団体は韓国政府が事件を口実に、「公安の捜査を強化しようとしている」と指摘。報道では韓国国内の状況を伝え、「今回の駐韓米大使襲撃事件で韓国国内の左右翼勢力の争いが激化している」としている。(翻訳・編集/内山
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