空母「福建」に日本国旗?中国ネット騒然も…―香港メディア

Record China    2024年5月7日(火) 13時0分

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6日、香港メディア・香港01は、中国の空母「福建」に「日本国旗」が掲げられたとの情報が流れ、中国のネットが騒然としたと報じた。

2024年5月6日、香港メディア・香港01は、中国の空母「福建」に「日本国旗」が掲げられたとの情報が流れ、中国のネット上が騒然としたと報じた。

記事によると、22年6月に進水した中国で3隻目となる国産空母「福建」が今月1日より海上航行試験を実施した。その現場で「福建」の艦上で日本国旗のような旗が掲げられているのを「目ざとい中国本土のネットユーザー」が発見し、続々と批判や怒りのコメントが寄せられたという。

記事は、ネットユーザーから指摘された旗について「日本国旗ではなく、国際的に用いられている信号旗。この旗は数字の『1』を意味するもの」と説明。他の旗と組み合わせて「福建」のペナントナンバーである「18」を示しており、「福建」は現時点で船体にペナントナンバーがペイントされていないため、信号旗で代用しているのだと解説した。

また、ペナントナンバーがペイントされた後も航行試験に当たっては「試運転中」を示す「RU1」の信号旗を掲げる必要があるため、航行試験時には必ず「日本国旗」にそっくりな「1」の信号旗が掲げられることになると説明している。

そして、「信号旗は電話などの通信手段がなかった400年前使われ始めたもので、現在の国際信号旗はアルファベット旗26枚、数字旗10枚など計40枚が用いられており、赤、青、黄、白、黒など複数の色によってそれぞれ異なるデザインになっている」と紹介した。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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