中国四川省の宝興県で11日、川で溺死した子どものジャイアントパンダを旅行者の男性が発見した。

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中国メディアの極目新聞などによると、友人と一緒にバイクで旅行中だった男性は「パンダの故郷」と呼ばれる同県を通りかかった時に子どものパンダが川を漂っているのを見つけた。最初は小犬が川に落ちたのだと思い、助けに行こうと近寄って初めてパンダだと分かったという。

この件で取材を受けた県林業局の関係者は「現場に職員を派遣したところ外傷は確認されなかった」と説明。現段階では溺死と判断され、人為的な要素は排除されるとしており、中国のネットユーザーからは「悲しすぎる」「どうしてこんなことに」「お母さんと離れてまだ間もないのかもしれない」「野生動物のより良い保護ってどうすればいいんだろう」など悲痛な声が寄せられている。（翻訳・編集/野谷）