<写真特集>中国人アーティストがぬいるぐみを焼いて磁器作品に、独の画廊で個展開催

Yanwu Yuan   2017年4月15日(土) 16時20分

独ベルリンの画廊で中国人アーティストの個展が開かれている。その作品を中国出身のYanwu Yuanが紹介する。

独ベルリンに昨年オープンした「Edmond Gallery」は中国や欧州の若い芸術家の作品を中心に取り扱っている画廊だ。現在開かれているのは中国人アーティスト斉倬(チー・ジュオ)の個展。その作品を中国出身のYanwu Yuanが紹介する。

斉倬は高校卒業後にフランス、スイスでアートを学び、現在はパリと仏中部のリモージュで生活している。今回出展した作品のタイトルは「I BURNED ANGELS」。コーティングしたぬいぐるみを1350度という高温で焼き上げ、「抜け殻」として残った磁器部分を作品として展示している。斉倬はこの作品を通して「空と実」「正と反」「原作と複写」を表現した。(翻訳・編集/野谷

●Yanwu Yuan

1994年に南京大学・新聞学部に入学。上海市にある新聞社で勤務した後、2000年より仏パリに渡ってアートを学ぶ。現在はパリでギャラリーを経営。

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