マカオのカジノに深刻な不況、中国本土の利用者減少で―米メディア

Record China    2014年12月11日(木) 20時36分

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7日、米誌・フォーブスのウェブサイトによると、マカオのカジノが深刻な不況にあえいでいる。写真はラスベガス。

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2014年12月7日、米誌・フォーブスのウェブサイトによると、マカオのカジノが深刻な不況にあえいでいる。9日付で環球時報が伝えた。

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カジノの“聖地”ラスベガスを擁する米ネバダ州のゲーミング管理局がまとめた統計によると、同州のカジノ業収益は4.3%減少し、ラスベガスも5.6%減少している。シンガポールのカジノも客足はまばらだがマカオはどこよりも深刻な状況に陥っているという。

10月、マカオのカジノ業収益は前年比23.2%減少し、過去最大の下げ幅を記録。11月も19.6%落ち込むなど、6カ月連続で収益を下げ続けている。12月には中国の指導者がマカオ返還15周年を祝うため現地を訪れることになっているが業績回復の好材料にはならず、好転することもないと予想されている。

マカオのカジノの業績悪化の背景には、中国政府が進めている“反腐敗キャンペーン”があると見られている。中国政府がマカオへの通行証や、中国で普及しているデビットカード「銀聯カード」の使用に制限を強めたことで中国本土客が減少したと見られている。また、カジノ内での喫煙禁止といった新たな規制、香港のデモなども影響している可能性があると、専門家は指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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