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中国のSNS・小紅書(RED)に10日、「母親が買った偽日本ブランドに笑った」との投稿があり、反響を呼んだ。写真は小紅書より。
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中国のSNS・小紅書(RED)に10日、「母親が買った偽日本ブランドに笑った」との投稿があり、反響を呼んだ。
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投稿者の女性は「偽日本ブランド」だという衣類用洗剤の写真を2枚アップ。パッケージには大きく「油王に行きます」との商品名が書かれているが、これは中国語の商品名「去油王」を日本語に翻訳したものとみられる。
中国語の「去」には「取り除く、除去する」という意味があり、「去油王」は直訳すると「油落としの王」となる。汚れがよく落ちることをアピールする名称だ。しかし、「去」には「行く」という意味もあるため、「去油王」が誤って「油王に行きます」という不可解な日本語に翻訳されてしまったようだ。

中国では商品の信頼性を高めるためにパッケージに日本語が使われる場合があるが、機械翻訳に頼ったとみられる意味不明な日本語がそのまま印字されているケースも少なくない。今回投稿された洗剤のパッケージには他にも「深層強力力です」「しモソ(レモン)精油添加」など不自然な日本語が散見される。また、インターネット上で検索すると、他にも「油王に行く」などと書かれた類似の商品がヒットする。
中国のネットユーザーからは「笑い死ぬわ」「問題ない。完璧な翻訳だ(笑)」「俺これダメ(笑)」と面白がる声や、「『和牛』を『~と牛』って翻訳してしまうのと同じ原理だね(中国語の『和』は『~と』という意味がある)」「『和牛を腹いっぱい食べる』が『牛と一緒に腹いっぱい食べる』になるやつ」「A5と牛(A5和牛)」などの声が寄せられた。
また、「行きますって敬語使ってるのはなかなか礼儀正しい」「油王様がお越しになる」「しモソって(笑)」「油王がどこに行くって?なんか急いでるみたいだけど」「商品名:ドバイの油王に(会いに)行く」「『ですます』が多すぎる場合は基本的に偽日本ブランド」などのコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)
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