アニメ・漫画・ゲームは180億元の巨大市場、外国製品の独占に危機感―中国

Record China    2007年6月30日(土) 22時49分

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2007年6月29日、上海産権交易所は中国のアニメ・漫画・ゲーム産業の今年の総生産額が180億元にのぼると予想。そのうちの大部分が外国製品のため、多額の金が外国企業に支払われると説明した。

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2007年6月29日、上海産権交易所は、中国のアニメ漫画・ゲーム産業の発展はめざましく、今年の年間総生産額が180億元(2880億円)に達する見込みと発表した。

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2004年のアニメ・漫画・ゲーム産業の総生産額は117億元(1872億円)であったが、今年はそれが180億元に達するまで急成長。この巨大市場は外国製品で占められており、総生産額のほとんどが外国企業に支払われることになる。

中国国内の青少年を対象にした最近の調査では、「もっとも好きなアニメ・漫画」の60%が日本製と韓国製。29%が欧米製で、残りの11%が中国・香港・台湾のものだった。

このように中国のアニメ・漫画・ゲーム市場は外国製品で「占領」されており、これらの外国文化が中国の若者に大きな影響力を持つことに危機感を抱いている国民も多い。上海産権交易所は、今後政府が積極的に国産のアニメ・漫画・ゲームを支持し、将来600億元(9600億円)になるといわれる巨大市場の需要を国産製品で満たすよう提言している。(翻訳・編集/本郷智子)

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